隣の犬


曇りからゆっくりと雨になった。隣に回覧板を届けにいった。
犬が盛んに吠えるのだが、よく見ると、尻尾を振っている、警戒
しているのでは無く、歓迎しtいるのである。近ずくと、後ひざり
しながら、尻尾をふり続ける。去年の夏ごろから、ここに、2m位
の鎖で繋がれたままで、何の躾も、規律も教えられていない。目
に落ち着きがなく、毛色も悪い、運動不足はあきらかである。
ここで、餌をもらい、誰かが来たとき、吠えて家人に知らせるのが
この犬の唯一の役割りである。家人は、今年82歳の婆さんだだ一人
だから、婆さんが出かけた時は、吠える必要がないのである。
鎖をふんづけて、1m位に近寄り、黙ってしゃがんでいたら、吠える
のをやめ、近づいて嗅ぎ回っていたが、やがて、静かに寝そべった。
目だけは、こっちを向いて様子を伺っている。
帰るとき、振り返ると、2mの鎖をいっぱい使って、興奮していた。
それしか、意思伝達する方法を知らぬのである。

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