大地が動く。

南アメリカのアンデス山脈は、海が持ち上げられ、海水が蒸発して塩の結晶が取れる塩湖が点在する。反対に、低くなり続けている山もある。オオストラリアの中央の草原のある高さ三百メートル程の岩山は、ベアーズロックと呼ばれ、山脈が、風雨に削りとられて、その芯だけ残り、今も削り続けられて、低くなり続けていると言う。
ガラパゴス諸島は、海底の火山が噴火して、膨大な溶岩を流し、巨大な海底火山の頂上が、海面上に顔を出して島になったと考えられている。同じようにして出来たハワイ諸島は、一年に八センチの割合で、北西の方向に移動していると言われ、古い島程低くなり、雨が降りにくく、乾燥化が進んでいる。固有の動植物が居るのは、乾燥化に適応しなければ生き残れなかったからだと考えられている。

(3)沈む所もある。
海底や地表は、盛り上がって高地や山地になるだけではない。長い年月をかけて、ゆっくりと沈没して行く所もある。バイカル湖は、海底が沈没し、そこに、海水を集め、海への出口を塞がれて、湖面の面積が小さくなり、流れ込む水の量と蒸発量とのバランスが取れて、現在の姿になったと考えられている。バイカルアザラシは、このとき、外海に出られなくなり、不足気味の栄養でも生きられる様に、その体を小型化したと考えられている。
地表に、直線上の割れ目が出来、次第に深く、広くなって行く、地震や噴火が頻繁に起こり、中央部は深く、両岸は広く遠ざかって行く。年間に数センチの規模で遠ざかると言われている。東アフリカの大地溝帯がこれにあたる。ここに、海水が流れ込むと、細長い入り江が出来る。こうして分断された陸の一部は、プレートと呼ばれる巨大な岩盤の上に乗って、漂流を始める。パプアニューギニアは、北部オーストラリアから、分離して、現在地にたどり着いたと考えられている。




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