トバ事件

今からおよそ、7万五千年前、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こす事件が発生した。これはトバ事変とも呼ばれ、地球の歴史の中でも、稀にしか起きない程の大噴火であったと言われる。大気中に巻き上げられた大量の火山灰が日光をさえぎり、地球の平均気温が摂氏5℃も低下したとされる。そのため、劇的な寒冷化が起き、6000年もの間続いたとされる。地球は氷河期に入ったのである。氷河期になると、水蒸気の蒸発量が低下し、雨が降らなくなったばかりか、降った雨も高地に降り積もって海への流入が少なくなり、波打ち際は次第に、遠くなって行った。世に言う海面低下で、最盛期には、今より、150メートルも低かったとされる。そのため、現在の島々の浅い海は、広い範囲で陸続きで、アラスカと北アメリカ、東南アジアとオーストラリアが、陸続きとなる等いくつもの事変が起きた。かって原人をユーラシアに送り出したアフリカでは、豊かであったサヘルが乾燥し、サハラ砂漠となり餌となる動物も人も住めなくなった。こうして人はアフリカの周辺部とユーラシア大陸へ移動することになった。この時人は寒さを防ぐ着物と、人としての証である火と、狩猟用具を持ち、4大タブーと一つの和解の定めを持って、集団で移動したと考えられる。
すなはち、人を殺すな、人を犯すな、人の物を盗むな、人を騙すな、これが4大タブー、そして、謝って来たら許せ、これが和解の掟である。この5つが天道、違反した者には天罰がくだる。例外は許されない。
ともあれ、氷河期に入った地球は寒い、その寒さを乗り切ったヒト属は、ネアンデルタール人と、原生人類のみであったとされている。その原生人も、氷河期が通り過ぎた時、一万人位しか生き残っていなかったと考えられている。氷河期が終って間氷期になると、地球は暖かくなり、海岸線もゆっくりと、陸地をめざした。ある研究者によると、シラミが、ケジラミから衣シラミに分化したのは、その、遺伝子解析から、およそ、7万年前であると結論づけられると言う。ともあれ、この出アフリカから3万年を費やして、オーストラリアのアボロジニは、犬を連れてやって来たとされ、5万年を要して、アメリカ先住民は、やって来たと考えられている。南米の南端フェゴ島にたどり着いたのは、今から、2000年前で有ると言う。









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